KANDAI
TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで2日、高校生を対象にした政策創造学部セミナー「知っているアジア 知らないアジア」を実施しました。今回のセミナーでは、アジアに対する理解を深めてもらうことを目的に、政策創造学部の教員が高校生に日本をはじめとするアジアの歴史や文化等について紹介しました。講義では参加者が、東アジア、東南アジア、南アジアの観点からアジアについて考えるため、韓国の歴史やタイの人々の“氏”、インドの法律などについて学習しました。
韓国を担当した政策創造学部の権南希教授が韓国に対するイメージを尋ねると、「K-POPアイドル」「辛い食べ物」「整形」「教育熱心」などと、思い思いに回答する高校生たち。権教授は韓国の歴史を紹介しながら、「辛い食べ物の一つ、キムチに使われる唐辛子は、日本から韓国に渡ったもの。それまでは、白菜を塩漬けにしたものを食べていた」と解説しました。また、昨今の日韓関係に触れて「なぜなんだろう?と考える力を身に付けることが、大学生や社会人になってからは大切。知りたい、理解したいと興味を持つ人が集まると、問題を解決する大きな力になるかもしれない」と話しました。
参加者は、「国によって文化に違いがあることを学んだ。日本だけでなく、視野を広げて世界を見たいと思った」「普段、疑問に思っていることが、韓国の歴史と関係していると知りとても興味深かった。これからは身近なことにもっと感心を持っていきたい」と感想を述べ、アジア地域への理解を深める機会となりました。
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