関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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日常の出来事

  • 国際交流・留学

外国語学部の学生2人が「北方四島交流訪問事業」に通訳ボランティアとして参加しました。

   7月4日から8日、本学外国語学部の大森真央さん(4年次生)と祖父江航さん(4年次生)が、独立行政法人「北方領土問題対策協会」主催の「北方四島交流訪問事業」(いわゆる「ビザなし交流」)に通訳ボランティアとして参加しました。

   外国語学部では、「スタディ・アブロード・プログラム」という2年次における1年間の海外留学が、必修カリキュラムとして設定されています。本プログラムの中でも、英語と英語以外の言語および専門科目を履修する「クロス留学」において、ロシア語を履修している大森さんと祖父江さんは、留学や日々の授業を通して身に付けたロシア語を実践の場で試すべく、各交流会で通訳として活躍しました。

   2人は、色丹島と択捉島で小学校と行政府を訪問するとともに日本人墓地を墓参するなど、日本人訪問団(元島民、研究者など)とロシア人島民の相互理解促進のための活動に同行しました。また、ロシア人家庭の「ホームビジット」では学生通訳として、訪問団と島民の親交促進をサポートしました。この他にも、祖父江さんは地震で倒壊した日本人の墓の修復作業の手伝いを、大森さんはロシア語の実習授業「関大ピロシキ・ワークショップ」の経験を活かして島民と水餃子や太巻き寿司の調理をするなど、さまざまな交流を通して日露友好に貢献しました。

  • 通訳ボランティア 写真中央が大森さん 通訳ボランティア 通訳ボランティア 後列左から3人目が祖父江さん 通訳ボランティア (写真は、北方領土問題対策協会の許可を得て掲載しています)