KANDAI
TOPICS日常の出来事
千里山キャンパスで5月29日、ボランティアセンターが「ボランティアセミナーin千里山」を開催しました。本セミナーは、ボランティア活動に関心のある学生の不安や疑問を解消することを目的に開催し、定員50人を大幅に超える約80人の学生が参加しました。
講師の椋木美緒氏(大阪ボランティア協会)は、「ボランティアって何?」「どんなボランティアがあるの?」をテーマに解説しました。椋木氏は、電車の座席に座る若者の前に高齢者が立つスライドを示しながら、「こんな時、みなさんならどうしますか?お年寄りの方がいたら、座席を譲ったほうがいいかな・・・と思う人が多いと思います。どうしたら人々が暮らしやすい社会になるかを考えてみる。そういうことからボランティアは始まります」と話しました。
続けて、日本語教室や子ども食堂、大阪マラソンなど実際にあるボランティア活動を紹介しながら、自分にあう活動を見つけるポイントを「やりたいこと、できること、社会が求めていること」の3点と説明。「ボランティアする人とされる人は対等。善意が善行になるとは限らないので、コミュニケーションをとりながら、自分の持ち味を生かして無理をせず活動するのがコツです」と締めくくりました。
参加した水野真咲さん(社会学部2年次生)は「ボランティア団体に所属しているが、普段自分たちが活動している学童保育のボランティア以外にも、たくさんのボランティアがあることが分かった。中学生の時にペットボトルのキャップを集めるボランティア活動をしていた。当時は集めた後の状況を知らなかったが、今回のセミナーで知ることができた」、上田晏楠さん(システム理工学部 1年次生)は「ボランティアは今まで思っていたよりも堅苦しくないと感じた。セミナーは講義形式だけでなく、グループワークなど周りの学生との関わりがあって楽しかった。ボランティアにはさまざまな分野があり、フットサルや動物など自分の好きなことをボランティアに生かせることが分かった」と感想を述べました。
ボランティアセンターでは、7月10日(水)に実施する災害ボランティアガイダンスをはじめ、多彩なプログラムを実施しており、質問・相談も随時受け付けています。
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