関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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なにわ大阪研究センターが成果報告会「なにわ大阪研究のこの一年」を開催しました。

  千里山キャンパスで8日、関西大学なにわ大阪研究センターが、関西大学創立130周年記念特別研究費(なにわ大阪研究)成果報告会「なにわ大阪研究のこの一年」を開催しました。

  今回の報告会では、「大阪の防災・減災と環境部門」の2つの研究プロジェクトによる報告が行われました。

  第1部では、「大阪の防災・減災をめざした体験型水防災教育」をテーマに、環境都市工学部の石垣泰輔教授が、大阪市浸水想定区域内の小学校における体験型水防災教育について報告。併せて、大都市の水害に対する脆弱性を紹介し、大阪梅田地下街で起こり得る水害や水防災に関する課題についても解説しました。「ジオラマ都市水害模型」を使用したデモンストレーションでは、内水氾濫や外水氾濫の様子をわかりやすく紹介し、参加者の理解を促しました。

  また第2部では、「大阪における防災情報コンテンツの開発と防災教育の実践」をテーマに、まず総合情報学部の掘雅洋教授から、避難行動選択支援アプリの開発と評価について報告がありました。次いで社会安全学部の城下英行准教授からは、大阪府下における共に創る防災教育の実践的研究について報告がありました。いずれの報告においても、防災教育を進めていくためには、地域の自治体や住民との連携が不可欠であることが強調されました。

  なにわ大阪研究センターは、「大阪」に生まれ育まれてきた大学としての社会的な使命と期待に応えるため、今後とも地域研究の拠点として、「なにわ大阪」に関するさまざまな情報を積極的に発信していきます。

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