関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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KU-ORCAS国際シンポジウムを開催しました。

  千里山キャンパスで3月27日、KU-ORCAS(関西大学アジア・オープン・リサーチセンター)が、国際シンポジウム「デジタルアーカイブと東アジア文化研究―現状と課題―」を開催しました。

  本学は「文化交渉学」という新しい学問体系を提唱するなど東アジア文化研究を牽引してきました。その学術リソースとネットワークを基盤に新たな人文知の未来を切り拓くべく、2年前にKU-ORCASを設立。その実績は高い評価を受け、文部科学省の私立大学研究ブランデイング事業にも選定されています。このほどKU-ORCASではデジタル画像の相互運用における国際的な枠組み「IIIF(トリプルアイエフ)」に対応したシステム「関西大学デジタルアーカイブ」を公開しました。

  この日のシンポジウムは東アジア文化研究とデジタルアーカイブの現状と課題を探るもので、文学部の藤田高夫教授の開会挨拶の後、韓国、ドイツ、アメリカから招かれた研究者や日本からは島根大学図書館、高野山大総合学術機構の専門家らが研究成果などを発表しました。

  カリフォルニア大学バークレー校図書館の周欣平副館長は文化革命当時のポスターや映画などをデジタル化している現状を報告。また高野山大総合学術機構の木下浩良課長は「本学も文科省の私立大学研究ブランデイング事業の一環として、仏典や各寺院の管理している古文書などの資料をデジタル化している」と説明しました。

  • KU-ORCASシンポジウム

    KU-ORCASシンポジウム
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