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法学部・滝川敏明教授の最終講義を開催しました。

  千里山キャンパスで10日、法学部・滝川敏明教授の最終講義を開催しました。

  滝川教授は「競争法」「国際経済法」を専門とし、国内外でその知見を広めながら2001年に本学に赴任。内閣府・公正取引委員会・経済産業省の審議会・研究会の委員として、政府の政策形成にも関与しました。通商とWTOについても詳しく、国際的ジャーナルに英語論文を数多く掲載するなど、長きにわたって国際経済研究の第一線で活躍してきました。

  冒頭に「本日は最終講義ですが、私の研究は最後ではありません」と、今後も研究を続けていくことを断言した滝川教授は、「競争者排除行為規制の世界的動向-グーグル、アマゾン等デジタル巨大企業に焦点を当てて-」をテーマに、競争法について実例を挙げながら解説を始めました。とりわけ、アメリカの巨大企業Google、Apple、Facebook、Amazon(GAFA)の存在が、アメリカ社会に及ぼす影響について、日本社会と比較しながら言及し、企業間競争のルール設定の重要性を伝えました。

  最後には、就職先選びのポイントと今後勉強すべきことを学生たちに伝えると、「これから益々面白い社会になっていきます。楽しんでください」とエールを送り、講義を終えました。




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