KANDAI
TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで7日から9日、第4回KU-COILワークショップ・国際シンポジウム「Innovative Ideas and Practices for Global Education in the 21st Century」を開催しました。
COILは、情報通信技術(ICT)ツールを用いて、海外の大学に属する学生達とバーチャルに連携しながら、さまざまな分野のプロジェクトに取り組む新しい教育実践の方法です。本学は、2014年度から全国に先駆けてCOIL型教育を導入し、そのネットワークは現在、世界11カ国・21大学までに成長しています。本年8月に文部科学省の「世界展開力強化事業」タイプB(交流推進・プラットフォーム構築プログラム)に採択されたことをうけて、新たに学内外の交流プログラムの構築・運営を支援するグローバル教育イノベーション推進機構(IIGE)を本学に開設しました。IIGEは、本学におけるCOIL型教育の普及のほか、COILを始めとした越境的国際連携教育手法を活用した双方向交流プログラムの構築および運営を支援し、その普及を促すことによりグローバル人材育成を推進することを目的とする組織です。当日は、COIL型教育を展開しようとする大学や企業等によって構成されるJPN-COIL協議会の第1回総会も行われ、協議会が正式にスタートしました。
IIGEのキックオフシンポジウムとして開催された今回は、海外からも20人を超える招聘者や参加者が来場し、また8日のシンポジウムでは110人を超える多くの方の参加がありました。シンポジウムでは、IIGE副機構長を務める本学の池田佳子教授によるIIGEの紹介に始まり、ニューヨーク州立大学アルバニー校副学長のHarvey Charles(ハーベイ・チャールズ)教授や、米国国際教育交流団体であるAIEAのエグゼクティブディレクターDarla K. Deardorff(ダーラ K.ディアドルフ)教授など、国内外の高等教育機関における国際教育の専門家が講演を行いました。また英語開講科目のためのワークショップやITワークショップも開催されました。
このシンポジウムを契機に本学がこれまでに築いてきたネットワークが進化し、さまざまな国内外の大学等が互いに連携しながらCOIL型教育を推進することが期待されています。
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