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岡山市で地方教育懇談会および特別講演「岡山の自然災害を考える」を開催しました。

  岡山コンベンションセンター(岡山市北区駅元町)で15日、本学と関西大学教育後援会との共催で地方教育懇談会を開催しました。

  地方教育懇談会は、主に夏季休業期間を利用して、関西大学から遠隔地に居住する在学生のご父母・保護者を対象に、全国各地で開催しているものです。当日は、芝井敬司学長が本学の教育について、池内啓三理事長が本学の運営と今後の展望について説明しました。また、今年就職活動を終えた学部生から就職活動体験報告が行われ、参加者は学生の生の声に聞き入っていました。午後からは、学部別の懇談会を実施。就職や学生生活、奨学金などの相談コーナーも設置し、本学教職員が保護者の疑問や質問に丁寧に答えました。

  一方、同時開催となった午後の特別講演(関西大学・関西大学教育後援会・関西大学校友会共催)では、社会安全学部の高橋智幸教授と元吉忠寛教授が「岡山の自然災害を考える」をテーマに講演しました。

  高橋教授は、先日西日本を襲った豪雨被害を例に、被害に遭わないための行動や心構えについて説明。「災害は、弱い場所を狙って発生します。普段は増水しなかったり、流れがおだやかな河川のほうが危険。被害に遭わないために、各都道府県が出しているハザードマップを活用し、早めの避難を心がけましょう」と注意喚起しました。

  続いて元吉教授は、人々が避難行動に移らない理由を、心理学の立場から説明しました。「人々は、避難所である体育館や公民館での生活が不安なため、警報が発令されてもなかなか避難行動に移れません。そのため、人々が避難したいと思うような環境づくりが重要です」と話しました。最後に、「災害が起こった時、急に避難しようとしてもすぐ行動に移すことはできません。普段から避難する経路や場所を決め、実際に練習しておきましょう」と締めくくりました。




  • 地方教育懇談会
    地方教育懇談会
    地方教育懇談会
    地方教育懇談会
    地方教育懇談会
    地方教育懇談会高橋智幸教授
    地方教育懇談会元吉忠寛教授