KANDAI
TOPICS日常の出来事

関西大学では、各学部における専門教育に加えて、多彩な知に触れ、多様な個性と学ぶ「共通教養科目」を 設置しています。その科目のひとつとして、今年度は専門の基礎を習得した上位年次の学生らが学部横断で社会の課題に取り組む高次共通教養科目「プロジェクト型学習(航空業界)を知る」を実施しました。同科目は本学学長補佐の岡田忠克教授(人間健康学部)のコーディネートによる、専門家の講義とフィールドワークで構成された全4日間の集中講義で、学生たちは航空業界の課題について企業と一体となって考えます。
6月16日の第1回目の授業では、スカイマーク株式会社代表取締役社長の市江正彦氏による講義が行われました。市江社長は、スカイマーク社の歴史やビジネスモデルに触れながら、経営破たんを乗り越え、国内線の定時運航率で1位などの目覚ましい躍進に至るまでの事業改革について解説。続く広報PR室の天野美香室長からは、改革の具体的な取り組みや航空業界の職務内容について説明があり、応募多数の中から選ばれた39人の学生は熱心に耳を傾けました。
6月23日には神戸空港でのフィールドワークを実施。学生は空港内を見学し、地域共生や顧客満足度(CS)向上に向け、同社がどのように取り組んでいるのか学んだほか、地域連携について神戸市よりお話を伺いました。
残る2回は6月30日(土)と7月7日(土)を予定。今後、学生らはグループに分かれ、関西における地域共生案、CS施策案 、スカイマークPR戦略案、スカイマーク新規事業案の4つの課題解決に取り組みます。異なる学部から集まった上位年次の学生による、それぞれの専門知識を基礎とした建設的な議論が期待されます。
スカイマーク株式会社 代表取締役社長 市江正彦氏
神戸空港でのフィールドワーク
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