関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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読書啓発講演会「『地球の歩き方』~制作の裏側から電子ブックの有効活用まで~」を開催しました。

  千里山キャンパスで22日に読書啓発講演会「『地球の歩き方』~制作の裏側から電子ブックの有効活用まで~」を開催しました。

  本学では、4月1日から9月30日までの6ヶ月間、学生への読書啓発として電子ブックのTrial Reading 「enjoy ebook everyday」を実施しています。本講演会はその関連企画として、ダイヤモンド・ビッグ社 『地球の歩き方』編集部本部長の奥健氏を講師として迎え開催しました。

  『地球の歩き方』は1979年にヨーロッパ/アメリカ編という2つのタイトルからスタート、当初は若者のみをターゲットとしていましたが、次第に、エリアとターゲットを広げ、掲載内容の見直しやバリエーションの追加を行いながら、現在に至ります。

  奥氏は、旅行ガイドブックのマーケットの現状や旅行先のトレンドの変化、電子ブックの旅先での活用方法などを紹介。「今はテレビやYouTubeなどで疑似体験できる時代なので、実際行く必要がないと考える人もいるかもしれないが、やはり旅の醍醐味は五感で楽しむこと」と語る奥氏は、「編集者の仕事とは読者のターゲットを絞り、いかに旅の楽しさを伝えられるか、ということ。“自分も行ってみよう”と思ってもらえるように、工夫することが大切」と述べました。

  また、海外旅行に行く若者のうち、男性が女性の半分の数しかいないという2016年のデータを紹介すると「どうやって若い男性を旅に行かせるか」というテーマで、活発な意見交換が行われました。

  参加者は「旅行ガイドブックをよく使うが、どうやって作られているのか興味があって参加した」「グルメページが多いのは女性をターゲットにしているからだと分かって納得した」「女性向けの本の種類があんなにたくさんあると知ることができてよかった。電子ブックも使ってみたい」などと感想を述べました。




  • 読書啓発講演会地球の歩き方

  • 読書啓発講演会地球の歩き方