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国際シンポジウム「山本竟山の書と学問」を開催しました。

  梅田キャンパス"KANDAI Me RISE"で4月28日、国際シンポジウム「山本竟山の書と学問 湖南・雨山・鉄斎・南岳との文人交流ネットワーク」を開催し、研究者や書家ら約200人が参加しました。

  明治から昭和初期にかけて関西書壇で活躍した山本竟山は、明治の中頃からたびたび中国にわたり著名な書家や画家と交流を重ねました。国内でも京都を中心に活動するかたわら、東洋史学者・内藤湖南、書家・長尾雨山、文人画家・富岡鉄斎に加え、本学のルーツである大阪の漢学塾「泊園書院」の2代院主・藤澤南岳とも親交を深め、独自のネットワークを築きました。また、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹ら多彩な分野の門下生を指導したことでも有名です。

  当日は、シンポジウムに先立ち、山本家から本学に寄贈された「竟山肖像」などの書画約100点のコレクション贈呈式が執り行われた後、日中の研究者らが竟山の業績やその影響などについて意見を交換しました。

  なお、5月20日(日)まで開催している関西大学博物館・春季企画展では、今回山本家から寄贈された竟山コレクションをはじめ、湖南・雨山・鉄斎・南岳の作品資料や、湯川秀樹の書(個人蔵)など、竟山の残した優品やゆかりの作品を展示しています。


企画展「山本竟山の書と学問-湖南・雨山・鉄斎・南岳との文人交流ネットワーク」の詳細(博物館のウェブサイト)




  • 国際シンポジウム「山本竟山の書と学問~湖南・雨山・鉄斎・南岳との文人交流ネットワーク」

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