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フィギュア・宮原知子さんがプロ野球オリックス本拠地開幕戦の始球式を務めました。

  3日、プロ野球オリックス・バファローズの本拠地である京セラドームの開幕戦始球式を体育会アイススケート部の宮原知子さん(文学部3年次生)が務めました。

  手には、ミズノ社製で「Satton」の愛称とスケート靴の刺繍が入った特注のグローブ。「球技は苦手」と話す宮原さんは、先日銅メダルに輝いたミラノでの世界選手権の合間にも投球練習に取り組んだそう。真面目で何事にもコツコツ取り組む真骨頂を発揮し、初挑戦ながらその投球フォームはなんとも華麗な仕上がりに。本番は投球前に「跳んでいいですか?」と主審に丁寧にきちんと確認するという"らしさ"を見せながら、本職の1回転ジャンプを披露し、観客を沸かせました。

  「ノーバウンドで届かせたい」という目標には惜しくも叶わなかったものの、堂々の投球で大役を務め上げ、「思ったより緊張して、一瞬で終わってしまった」と初の舞台を振り返った宮原さん。野球のエースナンバーである「18」を背負ったことについて記者に問われると、「意識はしてなかったけど、フィギュア界でもそう思われるように今後も頑張りたい」と照れくさそうに語りました。
  宮原知子さんの今後さらなる活躍に向けて、引き続きたくさんの応援をお願いいたします!

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