KANDAI
TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで15日、経済学部・北川勝彦教授の最終講義を開催しました。今回の講義では、履修学生だけでなく、北川教授と縁のある方々が全国から聴講に訪れました。
「経済史」「アフリカ地域研究」を専門とする北川教授は、1995年に本学経済学部の教授として23年間従事してきました。教員として教壇に立つだけでなく、学部長、国際部センター長、図書館長などの要職も歴任し、大学発展にも尽力しました。
最終講義は「移行期と経済史」をテーマに持論を展開。「世界史=ヨーロッパ史という考え方の時代はとっくに終わっている。時代の変化をとらえたうえで日本を見る必要がある。今後の国際社会とは、南アメリカも視野に入れた広域アジアであり、人類史に欠かせないアフリカも視野に入れていくことが必要なのではないか」と主張しました。
また、自身の研究生活を振り返り、「学び続ける中で大切なのは、いかに自分の先入観を解き放つか、また中心となっている視点を動かすこと。そうすることで見えてくるものが変化し、自分自身が変わった」と気づきを語りました。
最後に花束が贈呈され、「関大での学びは世界レベル。キャンパスの中だけでは気づかないかもしれないが、発見や気づきの気持ちを持って毎日を過ごしてほしい」と学生にエールを送りました。
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