関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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イノベーション対話プログラムAjiCon「SAKAINNOVATION~学生の想像が未来の食を創造する~」を開催しました。

  サンスクエア堺で17日、本学と堺市との地域連携事業の一環として、学生が同市における新ビジネス創出を提案するイベント、イノベーション対話プログラムAjiCon「SAKAINNOVATION~学生の想像が未来の食を創造する~」を開催しました。

  本プログラムは、商品開発やビジネスプランについて学んでいる商学部の学生が、さまざまなテーマやニーズ・課題に応じてアイデアを提案し、企業関係者や研究者・消費者との対話を通じて新ビジネスの創出や事業化につなげていく取り組みです。開催5回目となる今回は、同市特産のあなごや和菓子をはじめ、パン、惣菜、農作物、無添加LOHAS食材を扱う食品会社6社とコラボレーション。学生たちは約4カ月間にわたって、ニーズの聞き取りやコンセプト開発、市場・競合分析、価格設定など、商学部生ならではの専門的調査を行った上で独自のビジネスを考案しました。

  コンテストには、商学部の荒木孝治教授・西岡健一教授・千葉貴宏准教授のゼミに所属する学生5チームが参加。学生らは、共働き家庭の家事負担の軽減と安心安全な食べ物の提供を目的とする「古墳弁当」や、手土産でコミュニティの活性化をめざし、パンを分け合うことで楽しさを共有することを目的とする「shareプァン(パン×fun)」等のビジネスプランを発表しました。会場には企業関係者や一般の方々を含め約150人が参加し、発表だけでなくフロアとの活発な意見交換も行われました。 
              
  発表後の結果発表では、参加者による投票で、FTBドリームファクトリー4班(荒木教授ゼミ)がチャンピオンに決定。同グループは、美のために食をデザインし、充実した生活を送る「美・食・充」をテーマに、アンチエイジングに効果があると言われる果物"アロニア"を使用したチョコレートのビジネスプランを提案しました。メンバーの太山彩夏さんは「初めて参加したビジネスコンテストで、チャンピオンに選ばれたことがとてもうれしい。協力してくださった企業や先輩に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びの言葉を述べました。

  過去には実際に商品化につながったビジネスプランもあるAjiCon。"食"を取り巻く環境が厳しくなっている昨今、学生によるビジネスプランが"食"に関わるさまざまな課題を解決する一助になることが期待されます。今回発表されたビジネスプランについても今後の動向から目が離せません。

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