KANDAI
TOPICS日常の出来事

政策創造学部が21日、「日韓大学生交流会」を開催しました。同交流会は、韓国大使館・朝鮮日報主催の交流行事として2015年度から始まり、第3回目となる今年度は本学梅田キャンパス"KANDAI Me RISE"にて実施しました。
第一部では、京都造形大学客員教授の仲尾宏氏が「朝鮮通信使と日朝関係」をテーマに講演を行いました。仲尾氏は、朝鮮通信使ユネスコ記憶遺産学術委員会の委員長でもあり、今年10月31日にユネスコ世界記憶遺産に朝鮮通信使が登録される際に尽力してきました。
講演では、ユネスコ世界記憶遺産登録されるまでの経緯や通信使の歴史的背景などを紹介し、「200年という長い期間、日韓交流が行われ、東北アジアに平和がもたらされた。これは世界に誇るべきことだと思います」と話しました。また、通信使往来で活躍した雨森芳洲が「誠信の交わり(争わず、偽らず、真実を持って交わること)、それぞれの人情(文化)を尊重すること」という現代にも通じる教訓を残したことを伝え、「皆さんも多文化共生とは何なのか、今回の交流を通して、身をもって感じていただきたい」と学生へメッセージを送りました。
第二部の学生交流懇談会では、韓国の大学生25人と本学の日本人学生31人が、国を越えてコミュニケーションを図り親交を深めました。グループに分かれてのワークショップでは、初対面にも関わらずすぐに打ち解け、日本語・韓国語・英語が飛び交う活気のある交流会になりました。
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