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TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで26日、関西大学博物館が第2回博物館実習実践研修会を実施しました。
本研修会は、関西大学博物館の大きな特長である学芸員養成機関としての取り組みを拡大し、文化財や考古資料などの取扱いを全3回にわたって実践的に学ぶものです。第1回目の日本刀研修を経て第2回目は、山内紀嗣氏を講師に迎え拓本研修を実施。拓本は石摺りとも呼ばれ、古瓦や古鏡などの凹凸のある紋様に和紙をあてて墨をつけ陰影を表現する技法で、日本では鎌倉時代にはじまり江戸時代に盛んに行われました。
冒頭で山内氏は拓本の歴史や技法を解説し、参加者は熱心に耳をかたむけました。その後の実践では、思い思いに瓦や鏡を選んで、拓本に挑戦。瓦や鏡と和紙の間の空気を抜く作業では「意外と力が必要で難しい」「紋様が細かいほど和紙が破れないよう気をつけなければいけない」などと話し、慎重に作業を進めました。
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