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6月3日から住吉大社本宮回廊で、なにわ大阪研究センターが主催する写真展「『ガラス乾板』に記録された住吉大社の風景」を開催しています。
古くから海の神、和歌・文学の神として広く信仰されてきた大阪市住吉区の住吉大社には、600枚を超えるガラス乾板の大部分が未整理のまま残っており、現在同センターでは、そのデジタル化作業と分析を行っています。
ガラス乾板は、明治後半(1880年代)からフィルムカメラが普及し始めた昭和初期(1930年代)にかけて盛んに使われましたが、重くて割れやすいこともあり、現在残っているガラス乾板の写真は非常に少なくなっています。
このデジタル化作業の結果、1932年発行の『住吉大社写真帖』に載せられた写真と同じものがあることから、これらの写真が昭和初期に撮影されたものが多く含まれていることがわかりました。当時の住吉大社は境内の整備事業が行われ、境内西側に石燈籠が立ち並ぶ景観もその頃にでき上がったものです。展示写真には、神事や祭りの様子が記録された写真や、現在は失われた風景も記録されています。
本企画展は8月下旬まで開催予定です。貴重な写真の数々をぜひご覧ください。
「『ガラス乾板』に記録された住吉大社の風景」の詳細(なにわ大阪研究センターウェブサイト)
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