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TOPICS日常の出来事

高槻キャンパスで6日、総合情報学部が学部講演会を開催しました。
4月に発足した総合情報学部「アートを適用した新たな科学研究教育国際プロジェクトユニット」は、日本が世界に誇る東京大学の最先端透視技術ミュオグラフィを取り上げ、総合情報学部が保有する3D-CG、3D-イリュージョン(逆遠近錯視絵)、サウンド・インスタレーション(絵画等を音響化する技術)と融合して、新たなサイエンス&アート融合空間の創生を図り、将来の科学教育効果を定量化するプロジェクトです。
冒頭で、総合情報学部の林武文教授からプロジェクト発足の意義や目的の説明があり、2つのテーマで講演を実施。田中宏幸教授(東京大学地震研究所)が登壇し、「ミュオグラフィ-21世紀の透視技術-」をテーマに、ミュオグラフィの基本を説明。「ミュオグラフィは、火山の内部観察やピラミッド、古墳の空間解析に適している」と話し、原子炉や橋げた等の内部構造解析にも適用されつつあると、最近の応用事例を紹介しました。
中島裕司博士(日本美術家連盟会員)は、「アートとは?そしてミュオグラフィーアート」をテーマに、ミュオグラフィのデータをアートに組み立てる方法や作品などを披露し、ミュオグラフィアートにかける熱い思いを語りました。集まった学生ら約230人は、今後生まれるであろう新たなミュオグラフィアートに期待を寄せながら熱心に耳を傾けました。
田中宏幸教授(東京大学地震研究所)
中島裕司博士(日本美術家連盟会員)
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