KANDAI
TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで26日、昨年4月に開設し、産学官連携による共同研究および起業支援に取り組むイノベーション創生センターが、「企業内イノベーション×起業サポート」トークセミナーを開催し、起業に関心を持つ学生が参加しました。
はじめに、ダイキン工業の山崎穣輝氏が、企業内でイノベーションを起こす際に、どのような考え方が必要で、実際にどう進めていくべきかについて、日本の企業をめぐる現状とそれに対応する自社のイノベーション活動を例にしながら紹介。山崎氏は、イノベーションを実行するためには「着想・構想・推進」が必要だとし、「5W1H」で説得性を確実にすることが重要だと話しました。最後に「これから社会に出るみなさんと一緒に、日本の企業のイノベーションを起こしましょう」と学生たちに呼びかけました。
次に、日本政策金融公庫の比留間大輔氏が、ビジネスアイデア着想のポイントや、そのアイデアをどのように形にしていくかといった、ビジネスプランの組み立て方を説明。ビジネスを考えるにあたっては、やりたいこと、できることのほかに、社会のニーズを汲み取ることが最重要だとし、さらに始動させていくにはいろいろな人々の協力が必要になることから、プランを「作る」だけでなく、「伝える」ことが大切だと話しました。途中、参加者同士でアイデアを出し合う時間も設けられ、これから社会に羽ばたいていく学生たちは、楽しみながらも熱心に取り組んでいました。
山崎穣輝氏(ダイキン工業株式会社 化学事業部 商品開発部)
比留間大輔氏(株式会社日本政策金融公庫 国民生活事業南近畿地区 大阪創業支援センター所長)
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