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Kan-Daiオープンセミナー(法学部セミナー)を開催しました。

千里山キャンパスで27日、高校生を対象に法学部セミナー「『社会の営み』をさまざまな角度から考えてみよう!」を開催しました。

大学選び、学部選びは、高校生にとって人生における大きな選択。本セミナーは、高大連携センターが手掛ける公開講座型プログラム「Kan-Daiオープンセミナー」の一つで、大学の講義だけでなく学外施設見学や実習などの体験学習を通して、具体的な進学イメージを持つことができる高校生対象の短期集中型プログラムです。

「法学部って法律家になる人だけが行く学部なの?」。そんな疑問に応えるべく、当日は法学部の河村厚教授ならびに石橋章市朗教授による特別講義、さらには永田憲史教授による「法廷教室での模擬裁判」を実施しました。

「理想のリーダーってなんだろう?」。まずは自分の所属する集団や国家のリーダーに求めるもの、その政治的なリーダーシップについて、古代ギリシャの哲学者プラトンに学んだ高校生たち。つづいて、「なんで法律や政治を学ぶの?」と、法や政治と社会との密接な関わりを、政府の政策決定の仕組みなどに基づいて考えました。また、石橋教授は法学部の就職・進路状況などの基礎情報についても紹介し、「さまざまなことをさまざまな角度から考えることで、新しい問題への応用がきく思考力を形成していく」と法学部が大切にしている学びのスタイルを解説しました。

午後からは、現役関大生によるキャンパスツアーを経て、模擬裁判に挑んだ高校生たち。「駅員暴行事件の被告人に何を尋ねる?」をテーマに、裁判官、検察官、弁護人とそれぞれの立場から事件を考察しました。参加した高校生は、法学部での学びに一歩足を踏み入れてみて、「幅広いことを学習できるとわかり、法学部への堅いイメージがなくなった」「人に刑罰を科すという行為の重さと難しさを実感した」などと率直な感想を語りました。

高大連携センターでは、高校生対象の各種セミナー「関大の知にふれる」「関大の研究を体験する」「関大の講義に学ぶ」をはじめ、小・中学生を対象にした実験体験型セミナーを実施するなど、次代の人材育成を図るべく、「大学の知」を社会に還元する取り組みを継続的に行っています。

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