関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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関西大学中等部がいのちの学習「がんについての講演会」を開催しました。

高槻ミューズキャンパスで7日、関西大学中等部が"考える科"の授業の一環として、がん教育にかかる講演会「いのちのお話~医師が伝えるがんといのち~」を開催しました。

"考える科"とは、「考えること」を科学し、幅広いテーマを扱いながら「考えること」を楽しむ、思考力の育成に特化した授業のこと。同校では考える方法を、1つの視点で深く掘り下げる「垂直思考」と多面的な視点で発想を広げる「水平思考」と捉え、最終的に自分がどのような存在なのかを自己分析させる力「メタ認知力」の習得をめざしています。

中等部3年生の生徒ら108人は、約5カ月に及ぶ期間(全18回)にわたって、「いのちの学習」をテーマにした授業に取り組んでおり、自分が生まれてきたことの意味や命の意義、尊さについての話し合いや、助産師による講演会などを通して、命との関わりについて考えてきました。本講演会では命に対する理解をさらに深化させるため、愛仁会高槻病院の医師を招き、日本で最も死因順位の高い「がん」と向き合いました。単に講演を聴くだけでなく、自らの意見を積極的に発言した生徒らは、「がん」との付き合い方や周囲の家族の関わり方についてしっかり考え、命を大切にする気持ちを育みました。

なお本授業の集大成として、3月には「いのち」をテーマとしたディベート大会を実施し、さまざまな角度から命との関わりを振り返り、生徒同士での意見交流を行う予定です。

  • 中等部いのちの学習
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