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国際協力セミナー「中間支援組織から見る関西における国際協力」を開催しました。

千里山キャンパスで8日、国際部が国際協力セミナー「中間支援組織から見る関西における国際協力~これまでとこれから~」を開催しました。今回は、特定非営利活動法人関西国際交流団体協議会に勤める荒井紗也香氏を講師に迎え、国際交流の場として代表的な2つの事例を紹介いただきました。

一つは、大阪市中央区の外国にルーツを持つ子どもを対象とした放課後学習支援教室「Minamiこども教室」。荒井氏は、日本語指導が必要な外国人児童生徒の在籍状況などを示しながら、その概要や取組み、課題などを説明しました。 続いて、西日本最大級の国際協力イベント、「ワン・ワールド・フェスティバル」について紹介。本イベントは、日本における国際協力活動の活発化ならびに参加するNGO/NPO・行政・企業等の連携・協働などを目的としており、「現地に行かなくとも世界を感じることができる」「新たな世界を知ることができる」などと、参加者から好評を博しています。荒井氏はこれら事例を紹介しながら、ボランティアとして運営に携わる人々の重要性を説くとともに、「少し見に行く程度でもいい。いろいろな人との出会いは自分の成長につながる。気軽に参加して自分たちの世界を広げていってほしい」と学生たちへ積極的な活動参加を呼びかけました。

また、荒井氏は関西における国際協力について、「中間支援組織として、これまでと同じことをしていてはいけない。 ネットワークを構築するだけでなく、団体同士をつなげて、新たな仕組み作りや成功事例を広げていくことが必要となってくる」と、中間支援組織としての今後の役割や可能性についても言及しました。

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