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創立130周年記念「なにわ大阪研究センター開設記念シンポジウム」を開催しました。

千里山キャンパスで16日、「なにわ大阪研究センターシンポジウム」を開催しました。

当日は2部制で、第1部では講談師の旭堂南海師から「関西大学物語」と題した講談が行われました。この講談は、旭堂南海師に特別に制作いただいたオリジナルの演目で、大阪西区京町で産声を上げた本学の草創期から、念願の大学昇格を果たすまでの激動の時代を舞台に、働きながら勉学に励んでいた活気あふれる学生達や、大学の発展のために多くの大学関係者が奔走した姿と活動が、軽妙な語り口で紹介されました。

第2部では、公益財団法人関西・大阪21世紀協会理事長の堀井良殷氏による基調講演が行われました。堀井氏は「なにわ大阪再発見」をテーマに、さまざまな地理的利点により大阪が古代から日本の玄関口として発展し、時代の変遷のなか近代まで日本の消費を支える中央マーケットの地位を保ってきた歴史について解説。そして今後の大阪のあり方について、コア・アイデンティティを持つことの重要性を説きました。

その後、基調講演を受けて行われたパネルディスカッションでは、藪田貫関西大学名誉教授の進行のもと、堀井氏、旭堂南海師、住吉大社宮司の高井道弘氏、大阪天満宮宮司の寺井種伯氏、なにわ大阪研究センター長の与謝野有紀教授(社会学部)、同副センター長の黒田一充教授(文学部)が、「なにわ大阪研究センターへの期待」をテーマに議論を交わしました。そのなかで、本センターが大阪天満宮や住吉大社の協力を得て、大阪の歴史と文化を発掘している事例が紹介され、それらの調査・研究を基に、大阪の新しい未来をつくっていくことの意義について白熱した意見交換がされました。




  • なにわ大阪シンポ

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