KANDAI
TOPICS日常の出来事

体育会漕艇部では、近年目覚ましい活躍を見せる女子クルーへの支援を目的とする募金により、今回新たに2艇のボートを購入し、その進水式を8日に神崎川共同艇庫前で行いました。
新艇の名称は、ダブルスカル「紫紺 葵Ⅰ世」とシングルスカル「紫紺 雅Ⅰ世」。
女子部員の考案により、「葵」には花言葉から「大望」を抱き「豊かな実り」を育む、「雅」には品格を持ち勝負所では部首である「牙」をむき攻める、という願いを込めました。関大のスクールカラーであり伝統を象徴する「紫紺」の名跡を、幾「世」代にも継承していきます。
新艇はカーボン製で、値段はダブルが131万円、シングルが78万円。オール、運送費、消費税を含めるとその合計は約255万円にのぼり、エンジンは付いていませんが、自動車並みに購入費用がかかります。
当日は式典に先立ち、熊本地震の被災者と、募金賛同者で今年1月に43歳の若さで急逝したOBに黙祷を捧げました。式典では同部顧問である社会学部・矢野秀利教授らの挨拶の後、中山紗希女子リーダー(システム理工学部4年次生)が感謝と決意の言葉を述べ、厳粛なお祓いの儀式のもと出席者全員で安全と必勝を祈願しました。
関西制覇・全国上位入賞をめざし、一同のエールを受け、2艇が力強く出漕。紫紺会(漕艇部OB・OG会)では、女子力の高まりを歓迎するとともに、男子の発奮を期待しています。
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