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商学部が学術講演会「IFRSをめぐる動向」を開催しました。

千里山キャンパスで12日、商学部が学術講演会「IFRSをめぐる動向」を開催しました。

「IFRS(国際財務報告基準)」とは、IASB(国際会計基準審議会)によって設定された会計基準の総称のこと。当日は、講師である有限責任あずさ監査法人パートナーの山田辰己氏が、IFRSの概要および日本国内における採用の経緯などについて解説しました。

山田氏はIASBの初代理事として、10年間にわたりIFRSの設定にあたった経験をもとに、グローバル時代には不可欠な会計基準の国際的統一におけるIASBの取組みやその現状について紹介。さらに現在進行中のIASBの活動状況を示しながら、世界が注目するアメリカのIFRSの採用をめぐる問題について、「その可能性はない」と独自路線を進むアメリカの動向にも言及しました。
また、将来日本人IASB議長が誕生することを夢見る山田氏は、世界に通用する会計専門家になるために、英会話能力と健康管理の必要性を語りました。




  • 商学部講演会

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