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新研究拠点「社会空間情報科学研究センター」の設立総会を開催しました。

千里山キャンパスで15日、社会空間情報に関する包括的な研究拠点「社会空間情報科学研究センター」の設立総会を開催しました。

本センターは、社会空間情報を正確かつ柔軟に取得する計測技術の開発をはじめ、この技術を用いた新たなサービスの開発、ならびに社会空間情報の効率的な運用ルールと標準規約の確立のための方策研究を目的とした研究機関です。昨今、高性能な計測機器およびその解析技術の発展に伴い、社会・空間に纏わるデータ、情報、そして新たな気づき知識の利活用に関心が高まっていることを背景に、今年4月1日に本学先端科学技術推進機構内に設置しました。

本センターでは研究期間を10年間と設定し、前半5年間は「社会空間情報の計測・サービス・運用」「ヒト・モノ・コトの計測に関する新サービスの創出プロジェクト」「スポーツビジネスに関するプロジェクト」の3つを研究の柱として取り組みます。具体的には、「社会基盤施設の維持管理」「防災分野において有用な社会基盤の創出」「スポーツ分野での健康管理・戦略分析などにおいて有用な社会活動」に係る技術についての研究を通して、各種産業における業務プロセスの合理化や新サービス・ビジネスの創出、さらにはイノベーションの創造をめざします。

総会では、産官学連携の第一歩としてチーム力の強化を図るべく、参画する30団体を前に、楠見晴重学長ならびに先端科学技術推進機構長の石川正司教授(化学生命工学部)による挨拶があり、その後、社会空間情報科学研究センター長の田中成典教授(総合情報学部)をはじめ、同センター長代理の窪田諭准教授(環境都市工学部)、同センター研究員で先端科学技術推進機構特命助教の山本雄平氏・寺口敏生氏・塚田義典氏、同センター客員研究員の今井龍一准教授(東京都市大学工学部)・中村健二准教授(大阪経済大学情報社会学部)から、本センターで取り扱う研究テーマの討議ならびに今後の展望などにおける説明が行われました。




  • 社会空間情報科学研究センター
    楠見晴重学長

  • 社会空間情報科学研究センター石川正司教授(先端科学技術推進機構長)

  • 社会空間情報科学研究センター
    田中成典教授(社会空間情報科学研究センター長)

  • 社会空間情報科学研究センター