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Kan-Dai3セミナー「『いろんなことを、いろんな角度から』考えてみよう」を実施しました。

千里山キャンパスで28日、法学部セミナー「『いろんなことを、いろんな角度から』考えてみよう」」を実施しました。

本セミナーは、高大連携センターが手掛ける公開講座型プログラム「Kan-Dai3セミナー」の一つで、大学キャンパスでの講義や実習体験を通じて、高校生のみなさんに「大学の学び」を体験してもらうプログラムです。今回は、法学部が「法律学」と「政治学」の授業をそれぞれ1つずつ提供し、法学部で実際に学べることを体感してもらいました。

グローバルな時代とは何なのか。午前に行われた法学部・大津留智恵子教授による講義では、「世界の中の日本、日本の中の世界」をテーマに、あらゆる面から国の境界について検討。統計データを元に国境を越える日本人の数の変動や時代背景などを探り、ポジティブな国際化の実状を知る一方で、迎え入れる側のヒトの動き、とりわけ難民の問題への政府対応など、ネガティブな国際化の実状についても考えました。
大津留教授は、「有権者になるということは、自分自身が政治に責任を持つようになること。政府に対してどんな働きかけができるのか、自分で考え、行動することが必要」と訴えかけ、高校生たちは直面する政治参加への問題について改めて考える機会となりました。

また、午後からはキャンパス見学を経て、法学部・永田憲史教授による「法廷教室で模擬裁判~前科10犯の窃盗事件の被告人に何を尋ねる?~」を受講。実際の裁判を見立てて、高校生たちは通常着られない法服を身に纏い、裁判官として被告人に尋問しました。判決をくだす上で必要な情報を引き出すことの難しさを体感し、またひとつ法学部のおもしろさに触れました。




  • 法学部セミナー

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