社会安全学部が室﨑益輝客員教授講演会を開催しました。

高槻ミューズキャンパスで7日、社会安全学部が神戸大学名誉教授で兵庫県立大学防災教育センター・センター長およびひょうご震災記念21世紀研究機構・副理事長を務める室﨑益輝客員教授による講演会を開催しました。

室﨑氏は、「現代都市の火災課題」をテーマに、最近の火災動向と東日本大震災および阪神・淡路大震災の2つの大震災での火災の実態を踏まえたうえで、これからの火災対策の方向性について持論を展開。火災の種類を説明しながら、「災害は進化するといわれるが、火災危険も進化し続けている」と説き、そのリスクや被害想定、地震や津波との因果関係などについて解説しました。
さらに、日常火災や地震火災の備えとして、さまざまな角度から防火対策を提言し、防災を専門に学ぶ学生たちにとって、今後の研究に生かせる新たな知見を取り込むことのできる貴重な場となりました。