システム理工学部が大坪文雄客員教授講演会を開催しました。

千里山キャンパスで2日、システム理工学部が本学卒業生でパナソニック株式会社特別顧問の大坪文雄客員教授による講演会を開催しました。

大坪氏は、「実践リーダーシップ論」をテーマに、リーダー像とリーダーシップについての持論を展開。自身の経験をもとに、日頃から危機意識をしっかりと保持できているか、適切な課題設定および施策策定がなされているか、明確なビジョンとその裏付けとなる根拠が構築されているか、といったポイントを押さえて、組織を牽引する立場として求められる要素を説くとともに、リーダーシップの限界についても言及しました。

大坪氏はまとめとして、時代背景によって変化するリーダー像の多様性などを示したうえで、リーダーに何よりも必要なのは強い心であると述べ、「強い心を持つには自信が必要。その自信をつけるために、若いときからリスクを恐れずたくさんの経験を積んでほしい」と学生たちへエールを送りました。