「二つの屏風が語る大阪」が開催されました。

大阪市中央公会堂で9日、本学も協賛する平成27年度芸術文化魅力育成プロジェクト「二つの屏風が語る大阪～『豊臣期大坂図屏風』と『浪花名所図屏風』」が開催されました。

第1部では、本学卒業生で観世流能楽師の山本章弘氏による半能「高砂」の上演があり、続く第2部では、高橋隆博氏（本学名誉教授）による講演「『豊臣期大坂図屏風』と竹生島宝厳寺」、フランツィスカ・エームケ氏（ケルン大学名誉教授）による講演「新発見『浪花名所図屏風』」が行われました。

さらに、講演者の2人に谷直樹氏（大阪くらしの今昔館館長）を加えて、パネルディスカッション（進行役：本学文学部・長谷洋一教授）を実施。当日は、約3時間にわたって2つの図屏風が語る大阪の歴史や文化、景観を探りました。
また、屏風のレプリカの展示も行い、会場は350人の来場者で賑わいました。