政策創造学部が舘逸志客員教授講演会を開催しました。

千里山キャンパスで7日、政策創造学部が客員教授講演会を開催しました。

講師として、国土交通省大臣官房審議官である舘逸志氏が登壇し、「地方創生と国土のグランドデザイン」を演題に、急激な人口減少や巨大災害の切迫など、現代の日本が抱える課題を取り上げ、図とグラフを用いて将来推計のデータを提示しました。

舘氏は、こうした課題への対応として国土交通省が策定した「国土のグランドデザイン2050」の意義や構成、基本方針を説明。大都市を一体化するスーパー・メガリージョンの形成や、子どもから高齢者まで生き生きと暮らせるコミュニティの再構築、国土・地域の担い手づくりなど、「国土のグランドデザイン2050」の基本戦略を紹介し、日本がめざすべき国土の姿を提言しました。

最後に舘氏は、「日本が抱える課題を共有し、国全体として対策を講じていくことは重要。みなさんも日本と地域の将来をぜひ考えてください」という言葉で締めくくりました。