関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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新開発商品「おいも ぬくもりパン」の販売が開始されました。

関西大学東京センターで12日、関西大学と白ハト食品工業株式会社が共同開発した「おいも ぬくもりパン」の記者説明会を実施しました。

「おいも ぬくもりパン」は、白ハト食品工業株式会社が運営する「らぽっぽベーカリー」にて、11日(月)から全国3店舗(イオン大日店、太子橋今市店、四谷店)にて発売が開始されています。

化学生命工学部の河原秀久教授率いる天然素材工学研究室が、鍋料理を食べ終えた後にエノキタケが鍋底に張り付いていることからヒントを得て開発された「接着タンパク質含有エキス」。
商学部の2年次演習として取り組んでいる「テクコレス」(技術シーズを基にビジネスプランを考える活動)の中で、学生チーム(奥田悠太さん、川口愛恵さん、野浪詩織さん、湯澤直己さん ※現3年次生)が創出した、「接着タンパク質含有エキス」を活用した事業アイデアを基に、地元大阪の老舗食品会社・白ハト食品工業株式会社が商品化しました。

「おいも ぬくもりパン」は通常の芋パンとは異なり、このエキスを使用することで、食品の粘性・付着性を調節した"芋パン"です。飲みこむ力が弱くなった高齢者の方にも美味しいパンを食べていただきたいと開発しました。
また、だしの塩分のみを使用しているため、通常のパンに比べて約6分の1も減塩された、喉どおり良い柔らかな仕上がりが特長に挙げられ、介護食・ベビーフードとして高齢者から幼児まで幅広く美味しく楽しんでもらえる一品となっています。

説明会で、事業アイデアを創出した商学部学生チームの一人である湯澤直己さんは「"ぬくもり"というネーミングは、家族で楽しく食べてもらいたいという願いを表現したもの。一人でも多くの方に、食べてもらいたい」と新商品への想いを語りました。

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