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TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで23日、関西大学・日本経済新聞社連携講座「アジア諸国から見た日本 アジア諸国領事館連続講演会」を開催しました。
この講演会は、今年度から開設した国際化教育プログラムの科目開設記念として行うもので、学生を対象にした全6回の連続講座です。「グローバル化する世界における日本の役割を考える」をテーマに、アジア諸国の領事館幹部を講師に迎え、講演とディスカッションを行います。
第4回の講演会は、第1部で長谷川岳志氏(日本経済新聞社神戸支局長)が、日本企業のベトナム進出や本社移管、ベトナムでの日本ブームなど、ビジネス・文化における両国の関係について日本経済新聞の記事を用い詳しく解説しました。
第2部では、チャン・ドゥック・ビン氏(ベトナム社会主義共和国大阪総領事館総領事)を迎え、「東アジアで平和・成長・繁栄を確実にするためにベトナムと日本が協力すべきこと」を演題に講演が行われました。
ビン氏は、人口や民族などベトナムの概要について解説した後、1986年以降ドイモイ政策によってベトナムはダイナミックに発展し、現在も着実に成長を遂げている国だと主張。今後、経済的な生産性を高め、社会保障などの充実を目標にしていることを述べました。
またビン氏は、ASEANや国連活動などに積極的に取り組み、世界的にも競争力をつけてきたベトナムには多くのビジネスチャンスがあると提言。それを活かすためには日本との経済関係は重要で、「経済的協力をはじめ、人材の開発や教育、文化的交流を深め、両国間の平和・成長・繁栄を確かなものにするための構想を築いていきたい」と話しました。
第5回は、30日(木)にアシームマハジャン氏(大阪・神戸インド総領事館総領事)による講演会が行われます。
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