関西大学 KANSAI UNIVERSITY

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被災地(大槌町)に向き合う授業を学生が企画・運営しています。

「関大生の私にできること~被災地(大槌町)に向き合う~」の授業は、2011年から始まった「学生提案科目」の一つで、科目提案学生委員会社会性チームの学生が、授業の立案・運営を行っています。
大学では、教員・大学側が立案した授業を履修・受講することが一般的ですが、「学生提案科目」は、学生自らが学びたいことを発案し、学生主体で計画・運営を行う新しいスタイルの授業です。

商学部の長谷川伸准教授がコーディネイタとなっている「関大生の私にできること~被災地(大槌町)に向き合う~」は、関西大学と地域連携協定を結んでいる東日本大震災の被災自治体、岩手県大槌町と連携した授業です。
この授業では、大槌町長によるレクチャーや、大槌町の一般社団法人「おらが大槌夢広場」代表理事によるレクチャー、スタディ&グルメツアーの企画などを行っています。また、この授業はラベルによるふりかえりを重視したリフレクティブ・ラーニング型、かつ、グループワークを取り入れたアクティブ・ラーニング型で行われており、履修生の理解度と思いに寄り添いながら、履修生とともにつくる授業をめざしています。

24日の授業では、大槌町で雇用創出プロジェクトを実施している社会学部・与謝野有紀教授によるレクチャーの要点を、場づくりラベルワークの手法でチームで1つの図解を作成。「被災地は今何を求めているのか」「関大生だからできる被災地支援は何か」ディスカッションをしながら、学生同士で理解や学びをシェアしました。
授業を運営する学生は、履修生による体験記や感想・要望を掲載した授業新聞の編集・発行や、ふりかえりミーティング・企画ミーティングを毎回実施し、履修生の意見を授業に活かし、授業を活性化する工夫を行っています。24日の授業には、京都大学教育学研究科の先生も視察に来られていました。

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  • 学生提案科目ふりかえりミーティングの様子