KANDAI
TOPICS日常の出来事

千里山キャンパスで23日、関西大学博物館の開設20周年を記念して博物館実習実践研修会「博物館の明日をきたえる」を開催しました。
第1回目は表装研修として、講師には作家の新作表装、美術館・博物館の作品や指定文化財の修復等を手掛ける藤枝宏治氏(株式会社藤枝春月代表)が登壇し、屏風などを作るための材料や手順、その作品の状態に適した修復方法について紹介しました。
さらに藤枝氏は、実際に掛け軸、巻子、額、屏風を用いて、修復を必要とする判断基準や、痛んだり傷ができてしまう原因を、自身の表具工房での経験や事例を交えながら解説しました。
藤枝氏が語る熟練した技術・手法の数々を、聴講者は熱心に頷きながら聞き入っていました。
博物館実習実践研修会「博物館の明日をきたえる」の、第2回目は28日(土)、第3回目は7月7日(月)に開催します。受講料は無料ですが、申し込みが必要です。多数のご参加をお待ちしています。
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