「古代エジプトの文化財の修復と研究」企画展示が開催されています。

文部科学省情報ひろばで2日から、「古代エジプトの文化財の修復と研究」をテーマに、国際文化財・文化研究センターの取り組みを紹介した企画展示が開催されています。

企画展示では、同センターが調査・研究を行っている、古代エジプト時代最大の墓域サッカラ（世界遺産）の中にある「イドゥートのマスタバ墓」の地下埋葬室壁画修復作業を実例に、日本の文化財科学技術の活用をはじめ、地盤工学や建設工学、抗菌抗黴学、化学分析などの技術を結合したエジプト文化財保全活動や、国際ネットワーク構築活動を、3D映像とパネルで紹介しています。

この企画展示は文部科学省が、文部科学行政の取り組みを国民に広く知らせることを目的に行っているもので、本学から申請した研究テーマの企画が、優れた取り組みとして採択されました。