プレスリリース 詳細PRESSRELEASES
「新発見がもたらした新局面!謎に迫る公開講座」を配信
2月17日、メディア各社にプレスリリース「KU EXPRESS」No.76を配信しました。
【本件のポイント】
・仁徳天皇陵古墳で、長年不明だった副葬品が実物として確認された意義を解説
・明治初期の調査と好古家の知的ネットワークが現代研究につながる発見の背景を紹介
・最新の科学的手法を用いた分析により、古墳時代の技術や社会像に迫る
【本文】
関西大学東京センターでは、2025年6月に確認された仁徳天皇陵の副葬品に関する新発見をテーマに、公開講座「東京泊園塾2025」を開催します。150年以上、絵図でしか知られてこなかった遺物の実在が明らかになったことで、古墳時代研究は新たな局面を迎えています。本講座では、発見の背景や意義、最新の研究成果を第一線の専門家が多角的に読み解きます。
■ 150年を経て実物が確認された副葬品の発見
今回確認された金銅装刀子や甲冑片は、明治5年(1872年)の仁徳天皇陵古墳調査において存在が記録されていたものの、その後は絵図でしか知られていなかった副葬品です。調査に関わった絵師・柏木貨一郎が保管していた資料が、美術商を経て大学博物館に収蔵され、堺市との検証を通じて出土の裏付けがなされました。宮内庁管理下の陵墓に関わる副葬品の実物確認は極めて稀であり、古墳研究史において重要な意味を持ちます。
■ 明治初期の知と文化財保護の系譜
この発見の背景には、近代日本における文化財保護制度や博物館制度が成立していく過程で活躍した好古家たちの存在があります。柏木貨一郎をはじめとする人々は、近世以来の学問体系に支えられながら、知見を共有し、遺物を後世へとつなぎました。本講座では、こうした知のネットワークにも焦点を当て、日本の学術と文化財保護の歩みを読み解きます。
■ 現代科学が切り開く古墳時代研究の新局面
さらに本講座では、X線CT分析や蛍光X線分析といった非破壊の科学的手法を用いた最新の調査成果を紹介します。副葬品の内部構造や素材、加工技術の分析を通じて、当時の高度な製作技術や政治的・儀礼的背景が浮かび上がります。人文科学と自然科学が交差することで、古墳時代の理解は新たな段階へと進みつつあります。
▼ 関西大学東京センター/イベントページ
https://www.kansai-u.ac.jp/tokyo/2026/01/228.html
・・・<詳細は以下のリンクより>
2026/02/17 14:00 UP
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