プレスリリース 詳細PRESSRELEASES
「関西大学博物館の春季企画展『ジャズとダンスのニッポン』開催中」を配信
4月22日、メディア各社にプレスリリース「KU EXPRESS」No.6を配信しました。
【本件のポイント】
・ 関西大学博物館の春季企画展「ジャズとダンスのニッポン」がスタート
・ ジャズとダンスがもたらされ、日本に広がっていく様子を豊富な資料や写真で紹介
・ 文化の広がりに大きな役割を果たしたダンスホールについて建築・美術など多様な観点から展示
【本文】
関西大学博物館では、2025年4月1日から5月31日まで、春の特別展「ジャズとダンスのニッポン」を開催しています。社会学部 永井良和 教授の研究成果を展示するもので、日本にジャズとダンスがもたらされ、徐々に広がっていく歴史を豊富な資料や写真で紹介。4月26日(土)14:00には永井教授の記念講演会が開かれます
今回の特別展では、日本にジャズが上陸した大正期のダンス雑誌や楽譜、招待券、ダンサーと踊るためのチケット等の貴重な資料を展示。音楽・舞踊だけでなく建築、美術、ファッション、文学にも影響を与えたダンスホール文化について紹介します。
大正期に出現したダンスホールは、新しい音楽やダンスを知ることのできる場所として脚光を浴び、新しい西洋文化を広げる役割を果たしました。日本のポピュラー 音楽(特にジャズ)の広がりは、ダンスホールと社交ダンスの果たした役割が大きいことに着目し、京阪神でも流行文化となったダンスホールについて、建築や美術、 音楽など多岐にわたる資料を展示。黎明期の大阪市内のダンスホールの設計図(泉佐野市立歴史館いずみさの蔵)といった珍しい資料は話題になりそうです。また、海外からの来演によってジャズが演奏された初期の例となる1920年の中之島公会堂の 演奏会の会員章(チケット)など、永井教授の収集した資料の中でも、「ジャズの輸入」に関する貴重な資料が並びます。
なお、この特別展と関連した永井教授の著書『ジャズとダンスのニッポン』(関西 大学出版部)は「丹念な調査と精密な資料に基づいて黎明期のダンスやその音楽を 深く克明に描き出している」と評価され、第37回ミュージック・ペンクラブ音楽賞の著作出版物賞の受賞が決まるなど、注目を浴びています。
■ 北村兼子さんも取材
関西大学初の女子学生で、2月に特別卒業証書を贈呈された北村兼子さん(1903~31年)は当時話題になっていたダンスホールを取材、リポート していました。今回は著書を展示、その記事なども紹介しています。
●関西大学博物館の春季企画展『ジャズとダンスのニッポン』
https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/1146
・・・<詳細は以下のリンクより>
2025/04/22 14:00 UP
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