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「飛鳥・藤原の宮都」世界文化遺産登録が決定

 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)第48回世界遺産委員会において、「飛鳥・藤原の宮都」の世界文化遺産登録が決定しました。

 石舞台古墳発掘調査に携わった末永雅雄名誉教授を礎に、考古学の系譜が受け継がれる関西大学では、長年にわたって奈良県明日香村とその周辺地域の発掘調査・研究を継続してきました。高松塚古墳極彩色壁画の発見では、本学研究者や学生・大学院生が発掘の中核を担うなど、飛鳥研究の発展に貢献し、また、関西大学と明日香村は、2006年に地域連携に関する協定、2020年には世界遺産登録に向けた連携を含む学術・文化交流に関する覚書を締結。世界遺産登録をめざし「飛鳥・藤原の宮都」の価値発信に取り組んできました。
 このたびの歴史的登録を心よりお祝い申し上げます。

■学校法人関西大学理事長・芝井敬司 コメント
 「飛鳥・藤原の宮都」のユネスコ世界文化遺産への登録決定を、心より慶祝申し上げます。
 本学史学科の末永雅雄名誉教授の石舞台古墳の考古学的調査以来、飛鳥宮跡や高松塚古墳、石舞台古墳、キトラ古墳など、私たち関西大学は飛鳥の発掘調査に多数の学生・院生・若手研究者が取り組み、数多くの輝かしい学術的成果を挙げてきました。その白眉といえる1972年の高松塚古墳壁画の発見もまた、彼ら若い学生たちの努力と献身の賜物でした。
 今回の登録決定を機に、「日本の原点」にして「古代史のゆりかご」とも言える飛鳥・藤原の地に関心が集まり、一人でも多くのみなさまに現地を訪れていただいて、いにしえの宮都を偲んでいただけますよう、希望しております。

■関西大学学長・高橋智幸 コメント
 「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録決定を心よりお祝い申し上げます。
 1972年の高松塚古墳壁画の発見では、奈良県立橿原考古学研究所が実施した発掘調査において、関西大学の網干善教助教授が調査を担当し、本学の学生・大学院生が発掘の中核を担いました。この歴史的大発見は、日本考古学史を大きく塗り替える出来事となり、関西大学の考古学研究を代表する成果となりました。そして、1975年より続く「飛鳥史学文学講座」などの地域連携事業を通じて、歴史的魅力の発信に携わってまいりました。
 今回の登録を契機に、かけがえのない文化遺産が国内外のより多くの人々に広く伝わることを期待するとともに、本学も引き続きその継承と地域の発展に一層貢献してまいります。

2026/07/26 10:55 UP

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