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 文化庁の文化審議会世界文化遺産部会は9月9日、国連教育科学文化機関（UNESCO）世界文化遺産への登録を目指した国内候補地として、奈良県明日香村などの飛鳥時代の遺跡「飛鳥・藤原の宮都」を推薦することを決定しました。

 構成資産として盛り込まれている22の文化財の中には、1972年に本学の網干助教授（当時）や学生らが「彩色壁画」を発見した、「高松塚古墳」が含まれています。本学と明日香村は深い絆があり、高松塚古墳の発掘調査を機として、2006年には地域連携に関する連携協定を締結。「飛鳥文化研究所・植田記念館」、関西大学博物館内「高松塚古墳壁画再現展示室」での活動や展示、公開講座「かんだい明日香まほろば講座」の開催など、学術研究と文化交流を行っています。

 本学と明日香村は、今後も相互の人的・知識資源の交流と活用を図り、産業、教育、文化、まちづくり等の分野において、双方の発展に寄与します。