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プレスリリース「低環境負荷・高特性リチウム硫黄電池開発を始動」を配信

 10月3日、メディア各社にプレスリリース「KU EXPRESS」No.33を配信しました。

【本件のポイント】
・日本のGHG削減・経済波及効果に対して量的貢献が見込める低環境負荷・高特性リチウム硫黄電池の開発
・硫黄正極研究の第一人者である石川正司教授が、チームリーダー(研究代表者)として採択
・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の革新的GX技術創出事業(GteX)でカーボンニュートラルを目指す

【本文】
 関西大学化学生命工学部の石川正司教授(関西大学カーボンニュートラル研究センター研究員)は、日本のGHG(温室効果ガス)削減・経済波及効果に対して量的貢献が見込める蓄電池技術の創出を目指し、低環境負荷・高特性リチウム硫黄電池の開発を開始します。

 なお、本研究は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の革新的GX技術創出事業(GteX)のうち、「蓄電池領域」の公募テーマ4「軽量・小型・大容量を実現する電池開発」に関する研究として委託されたものです。

■ 研究開発目標・取り組み内容
 本研究では、電解液などのソフトな電解質を用いた常温作動型リチウム硫黄電池を開発し、現行リチウム電池のおよそ倍のエネルギー密度と長寿命化を目指します。本電池は理論上、最軽量な密閉型蓄電池であり、今まで難しいとされていたビルの屋上や家庭など様々な場所での電力貯蔵が可能に。これにより再生可能電力導入を促し、温室効果ガス低減に寄与します。また、正極には希少金属がほぼ不要で、製造時に環境負荷が低いのも魅力であり、本事業にて開発を加速します。


・・・<詳細は以下のリンクより>

プレスリリースNo.33
画像をクリックするとPDFが開きます

2023/10/03 14:00 UP

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