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プレスリリース「『回避可能な死の国際啓発デー』立ち上げイベントを開催」を配信

 3月7日、メディア各社にプレスリリース「KU EXPRESS」No.69を配信しました。

【本件のポイント】
・3月12日は「回避可能な死の国際啓発デー」。防げたはずの死の減少方策を考える機会を提供
・回避可能な死の減少を目的に設立された国際的な研究・実践のためのネットワーク(ADN)が主催
・関西大学社会安全学部の城下英行准教授がADNの共同代表を務めている

【本文】
 関西大学社会安全学部では、回避可能な死のネットワーク(Avoidable Deaths Network (以下、ADN))およびイギリスのレスター大学との共催で、「回避可能な死の国際啓発デー」立ち上げイベントを、3月13日(月)にテクスピア大阪(大阪府泉大津市)にて開催します。

 ADNは、災害や事故などによる回避可能な死の減少を目的として、2019年3月に設立された国際的な研究・実践のためのネットワークです。本学社会安全学部の城下英行准教授ならびにレスター大学のNibedita Ray Bennett准教授が共同代表を務めています。

 このたび、回避可能な死を一層減少させるため、毎年3月12日を「回避可能な死の国際啓発デー」とする国際的なキャンペーンを開始することになりました。その初年となる2023年の舞台は泉大津市。同市では、南海トラフ巨大地震津波による犠牲者が、避難意識が低い場合には約2,000人と想定される一方で、避難意識が高い場合は誰一人犠牲にならないと想定されています。この2,000人という犠牲者は、まさに「回避可能な死」であり、その数を減少するための同市の取組みに学ぶべく、立ち上げイベントの開催地としました。

 当日は世界各国のADN関係者約10名が集結し、各国における回避可能な死を減少させるための取組みが紹介されるほか、泉大津市立浜小学校の児童らによる防災学習の報告も行われます。国連防災事務局長や国連開発計画などからもメッセージが寄せられる予定で、世界的にも注目の集まる今回の「国際啓発デー」を通じて、「回避可能な死」の減少方策について考える機会を提供します。

・・・<詳細は以下のリンクより>

プレスリリースNo.69
画像をクリックするとPDFが開きます

2023/03/07 14:00 UP

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