関西大学 KANSAI UNIVERSITY

KANSAI UNIVERSITY

最新情報 詳細LATEST INFORMATION

プレスリリース「(共同発表)アインシュタインが残した宿題を遂に解明。電磁気における特殊相対性理論を世界で初めて直接実証」を配信

 10月12日、メディア各社にプレスリリース「KU EXPRESS」No.jr7を配信しました。

【本件のポイント】
・特殊相対性理論が電磁気において成り立つことは、100年以上も前に予言され、現代物理の根幹をなしている。しかしながら、現在では当たり前の事とされているこの理論も、実証実験に関する報告はなされていなかった。本研究で世界初の直接的な実証に成功した。
・電気光学検出 (Electro-optic sampling)と呼ばれる電場の超高速計測手法によって、線形加速器によって生成された高エネルギー電子ビーム周りに生成されるクーロン電場の時空間分布をサブピコ秒領域で計測。
・特殊相対性理論から予言される、光に近い速度で伝搬する電子ビーム周りに生成されるクーロン電場のビーム進行方向における収縮を可視化、さらに、電子ビームが金属境界を通過後、伝搬に伴ってこの相対論的電場収縮が形成される様子を観測。

【概要】
 大阪大学レーザー科学研究所の中嶋誠准教授、太田雅人特任研究員(研究当時 大阪大学理学研究科宇宙地球科学専攻博士課程後期在籍)、同産業科学研究所の菅晃一助教、関西大学の浅川誠教授、三重大学大学院工学研究科の松井龍之介准教授らの研究グループは、光の99.99%の速度で移動する電子ビームの周りに形成される電場の時空間分布を計測、100年以上前にA.アインシュタインによって予言された理論(電磁気における特殊相対性理論)を直接的に実証することに成功しました。・・・<詳細は以下のリンクより>

プレスリリースNo.jr7
画像をクリックするとPDFが開きます

2022/10/12 16:00 UP

最新情報一覧へ戻る