関西大学 KANSAI UNIVERSITY

KANSAI UNIVERSITY

最新情報 詳細LATEST INFORMATION

プレスリリース「(共同発表)AIと天気情報等の活用による熱中症発症数の高精度予測 - 熱中症発症数AI予測モデル開発の成功」を配信

  7月27日、メディア各社にプレスリリース「KU EXPRESS」No.jr2を配信しました。

【本文】
  国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)の予防医学・疫学情報部の尾形宗士郎(上級研究員)、西村邦宏(部長)らと、関西大学(大阪府吹田市、学長:前田裕)の環境都市工学部の尾﨑平 (教授)、北詰恵一 (教授)らと、国立環境研究所(茨城県つくば市、理事長:木本昌秀)の山崎新(エコチル調査コアセンター長)、山形与志樹(地球環境研究センター客員研究員)らの研究グループは、人工知能(AI)技術の機械学習を用いて、気象データ等から熱中症発症数を高精度に予測するAIモデルを世界で初めて作成し、Nature Communications誌に2021年7月28日付で掲載されました。

当AIモデルの特徴は下記通りです。
・熱中症による救急搬送の全症例件数と中等症以上症例件数(入院診療、長期入院、死亡例)のそれぞれを、12時間毎に市町村単位で予測することができます。
・熱中症発症数が急上昇する日(ピークの日)も高精度に予測することができます。
・当AIモデルでは、天気情報と暦情報と市町村の統計情報(人口、高齢化率等)といったルーティンで収集されている情報をAIで扱うことにより、熱中症発症数を予測することができます。当AIモデルの実装に求められる情報は多くの地域で収集しているので、実装は比較的容易と考えます。
・・・<詳細は以下のリンクより>

プレスリリースNo.15
画像をクリックするとPDFが開きます

2021/07/28 18:00 UP

最新情報一覧へ戻る