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エッゲンベルク城博物館主任キュレーターのバーバラ・カイザー氏に、名誉博士称号を贈呈
関西大学では、エッゲンベルク城博物館主任キュレーターのバーバラ・カイザー氏に、関西大学名誉博士称号を贈呈しました。
本学では、「関西大学名誉博士規程」に基づき、学術、文化または人類の進歩のために顕著な貢献をした方で、本学において特に顕彰することが適当と認められる方に対して、学長から名誉博士の称号を贈呈しています。
カイザー氏は、2011年から現在まで、オーストリア共和国のエッゲンベルク城博物館主任キュレーターの要職に就き、文化遺産保存行政と博物館運営を牽引し、エッゲンベルク城を世界遺産登録に導きました。また、エッゲンベルク城博物館保存の「豊臣期大坂図屏風」の補修作業やエッゲベルク家が残した膨大な数量におよぶ記録・資料を精査し、本屏風の入手経路、飾られた時期などを実証。本屏風研究を大きく進展させました。
また、本屏風の新発見を機に本学のなにわ・大阪文化遺産学研究センター(現 関西大学なにわ大阪研究センター)がエッゲンベルク城博物館を統括するヨアネウムと「共同研究に関する学術協定」を結ぶ際、カイザー氏の助力により締結に至りました。本学との学術共同調査研究や、第1学舎1号館の陶板画制作など、あらゆる面から多大な貢献をされ、本学の認知向上だけでなく、学術研究の発展に寄与されています。
カイザー氏のこれらの功績を称え、名誉博士称号を贈呈する運びとなりました。
2016/08/10 17:00 UP
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