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一般財団法人林原美術館と連携協定を締結
関西大学は、一般財団法人林原美術館と連携協定を締結することで合意に達し、8月26日に千里山キャンパスで調印式を行いました。
この連携協定は、相互の人的・知的資源の交流および物的資源の活用により、研究・教育を通じて相互に協力し、社会に寄与することを目的としています。
連携協力事項
- 共同研究活動による社会貢献に関すること
- 生涯教育の発展充実に関すること
- その他、協議して必要と認める事項
林原美術館は、1964年に開館した岡山市で最古の美術館で、岡山藩主池田家旧蔵の調度品をはじめ、刀剣・甲冑・絵画・書跡・能装束・螺鈿・蒔絵・陶磁器など、国宝3件・重要文化財26件を含む約1万件の貴重なコレクションを収蔵しています。
一方、関西大学では、「地域文化・芸術資源可視化(VOLCANO)研究」を目的とする研究プロジェクトユニットが、最新のIT技術(超高精細デジタル画像化)を用いて、一般の方にもわかりやすい新たな地域文化、芸術資源の鑑賞機会を創生しています。
このたび、さらなる同美術館所蔵品の活用を検討される林原美術館と関西大学が、相互の取り組みをもって、新たな展開を期待し、連携協定を締結することとしました。今回の技術を用いることにより、同美術館の貴重な資料を約40倍の高精細画像として拡大し、これまで判別が不可能であった画像細部を鮮明に可視化することができ、新たな知見が得られました。
本取り組みが、持続的に貴重な資料や美術品の研究に応用され、同美術館としての貴重な資料の新たな魅力ある展示につながることが期待されます。
林原美術館と連携協定
平家物語絵巻
2015/08/26 13:38 UP
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