学部ニュース詳細
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関西大学文学部100周年記念シンポジウムを挙行
2024/05/30
5月25日、関西大学文学部100周年記念シンポジウムを開催いたしました。
最初に、多賀太文学部長による開会の挨拶があり、続いて芝井敬司理事長、前田裕学長、河田悌一東京センター長からご挨拶がありました。
その後、竹内洋名誉教授による基調講演「葦の髄からの『文学部』論」が行われました。竹内名誉教授は、文学部の誕生から今日に至るまでの変遷をたどり、「文学部の現代化」など、これからの文学部のあり方についても示唆をされました。
さらに4名の名誉教授による話題提供が行われました。柏木治名誉教授は言語学・文学系の学科・専修、中谷伸生名誉教授(原稿代読)は哲学・思想系の学科・専修、米田文孝名誉教授は史学・地理学系の学科・専修、山本冬彦名誉教授は教育学・心理学系の学科・専修それぞれの歩みから、文学部の歴史を振り返るとともに、今後について提言をされました。
続くパネルディスカッションでは、文学部の村上泰子教授、官田光史教授が進行役となり、2004年に1学科多専修制を導入した当時のこと、1990年代から最近までの学生の気質や教員との距離感の変化、これからの文学部への期待等についての意見交換が行われました。
最後に閉会の挨拶として、藤田髙夫副学長・文学部教授が今後の文学部を担う教員への期待を語り、シンポジウムが締めくくられました。