教員紹介
表象文化専修
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今井 澄子教授 Sumiko Imai
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教育内容
西洋中世~近代の絵画・彫刻・タペストリー等を中心に、美術作品の観賞方法を学びます。また、各時代・地域の美術がどのような社会で生み出され、どのような役割を担っていたかという点を考える力も養います。
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研究テーマ、概要説明
15世紀のネーデルラント(現在のオランダ・ベルギーを中心とした地域)美術を中心に、宗教画に表わされた祈禱者の表現とその役割について研究しています。近年は、ネーデルラント美術の注文主であった15~16世紀のブルゴーニュ家・ハプスブルク家の美術コレクションにも関心を抱いており、これらの蒐集された美術品が、結婚式や入市式など特定の機会にどのように選定され、展示されたのかという点についても考えています。
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ひとこと
美術史はとても楽しい学問です。是非、一緒に勉強しましょう。
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門林 岳史教授 Takeshi Kadobayashi
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教育内容
映画に限らずテレビ、デジタル映像などを含む20世紀以降の映像文化、また、映画誕生にいたる19世紀の視覚文化など、幅広く映像メディアの歴史的展開をメディア論の視点から考察している。また、映画作品におけるテクノロジーの表象分析にも力を入れている。
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研究テーマ、概要説明
映像とメディアをめぐる近年の理論的言説を、とりわけマーシャ ル・マクルーハン以降のメディア論の展開に重点をおいて研究している。また、テクノロジーに向かう想像力の歴史的布置を言説や作品、文化表象の分析を通じて考察している。著書に『ホワッチャドウーイン、マーシャル・マクルーハン——感性論的メディア論』(2009)、『クリティカル・ワード メディア論』(共編著、2021)、訳書にマーシャル・マクルーハン『メディアはマッサージである——影響の目録』(2015)、ロージ・ブライドッティ『ポストヒューマン——新しい人文学に向けて』(監訳、2019)など。
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ひとこと
目の前に見えているものの背後に広がっている世界を好奇心旺盛に探求してください。
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笹川 慶子教授 Keiko Sasagawa
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教育内容
学部では「視聴覚的な情報」を読む能力を養うことを目標に、映像の基本的な用語や概念を学ぶ授業、大学院では日本映画の製作、配給、興行の近代化、ハリウッドなど外国映画の影響、新国劇や歌舞伎など舞台芸術との関係、テクノロジーと資本主義を考察する授業などを行っている。
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研究テーマ、概要説明
20世紀、とくに20世紀前半の映画の産業史、文化史、美学史を研究。対象領域はおもに日本とアメリカであるが、韓国、シンガポール、台湾などのアジアも対象とする。中心テーマは映画産業の形成と文化交渉、映画配給のグローバル史など。著書に『近代アジアの映画産業』、『大阪映画文化の誕生』、共著に『アジア映画の現在――アジア映画の美学と産業』、共訳に宮尾大輔著『影の美学―日本映画と照明』、D.ボードウェルほか著『フィルム・アート――映画芸術入門』など。
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ひとこと
映画を通じて歴史や文化を学ぶ楽しさを知ってほしい。
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澤井 一彰教授 Kazuaki Sawai
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教育内容
イスラーム的価値観のもとにキリスト教徒やユダヤ教徒との共存を実現していたオスマン帝国の事例から21世紀における文化的共生のあり方を考えるとともに、比較史や比較文化の手法によって物事を客観的に分析する能力の獲得を目指します。
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研究テーマ、概要説明
【地中海史】地中海世界の歴史を再検討することによって、ヨーロッパやイスラーム世界といった枠組みを超えた歴史観の構築をめざしています。
【オスマン帝国史】16−18世紀のオスマン帝国における社会経済史、とくに都であったイスタンブルを中心に、食糧や物資の流通と消費について研究しています。
【食文化史研究】地中海世界や中東における食文化の多様性について、オスマン帝国の事例を中心として、あきらかにしたいと考えています。 -
ひとこと
大学生の間にぜひ世界を旅して、積極的に本物の「異文化」に触れてみてください!
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菅原 慶乃教授 Yoshino Sugawara
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教育内容
学部では、「西洋」生まれの映画が「東洋」に伝来したことで生じたさまざまな興味深い現象にスポット・ライトを当て、国境や時代を越えた映画作品間の関係性を浮き彫りにすることを目指す授業を展開しています。同時に、映画をとりまく政治や社会制度、そして文化的環境についても目を向けています。大学院では主に英語圏で出版された映像研究の「良書」を講読することで、映像研究に必要な基礎知識の修得を目指しています。
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研究テーマ、概要説明
専門は中国語圏を中心とする東アジアの映画史研究。文学史、文化史、産業史など多様な領域を横断する学際的アプローチからの実証的な映画史の再構築を目指しています。近年はとくに映画をとりまくさまざまな視覚文化の有り様にも関心を寄せています。著書に『映画館のなかの近代:映画観客の上海史』(晃洋書房、2019)、『越境の映画史』(堀潤之氏との共編著、関西大学出版部、2014)等。第8回太田勝洪記念中国学術研究賞受賞。
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ひとこと
映像を「見る」だけでは物足りないと思ったら、「読んで」みましょう。映像の「読み方」を知りたければ、表象文化専修の扉をノックしてください。
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平井 章一教授 Shoichi Hirai
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教育内容
私たちとつながりの深い20世紀以降の欧米や日本の美術、西洋美術史をジャンルを問わず幅広く対象にします。多様な表現を受け止める柔軟な感性と、作品を芸術思潮や世界観、社会状況など様々な側面から読み解く力を養います。
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研究テーマ、概要説明
戦後の欧米の表現主義的な抽象絵画の研究とともに、近現代美術をより身近な問題としてとらえるべく、長年関西での動向のフィールドワークに取り組んできました。特に1950年代から60年代にかけて国際的な活動を展開した関西の抽象美術グループ、具体美術協会の調査研究に力を入れています。また近年は、欧米を中心とする戦後美術史再編の動きや、アート・ドキュメンテーション、アーカイブズ学にも関心を持っています。
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ひとこと
私たちになぜ美術が必要なのか、なぜ人は作品を創るのか、一緒に考えましょう。
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堀 潤之教授 Junji Hori
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教育内容
主に欧米と日本の映画を取り上げながら、学生にとって比較的身近な作品や事象を、一世紀以上におよぶ映画史・映像文化史における多種多様な流れに位置づけることで、現在を「歴史化」する力を養うことに力を入れています。
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研究テーマ、概要説明
ヌーヴェル・ヴァーグ(とりわけ、ゴダールの作品群)を中心とするフランス映画の総合的な研究のほか、デジタル以降の映像芸術のありようを考察するニューメディア研究や、イメージをめぐる哲学的考察が主たる専門領域です。編著書に『映画論の冒険者たち』(木原圭翔氏との共編著、東京大学出版会、2021)、『ゴダール・映像・歴史』(四方田犬彦氏との共編著、産業図書、2001)、『越境の映画史』(菅原慶乃氏との共編著、関西大学出版部、2014)、訳書にアンドレ・バザン『オーソン・ウェルズ』(インスクリプト、2015)、レフ・マノヴィッチ『ニューメディアの言語』(みすず書房、2013)など。
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ひとこと
旺盛な好奇心を失わずに、自分の世界を拡げていってください。
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馬定延教授 Jung-Yeon Ma
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教育内容
多様な分野の言語が交差する、現代美術とメディア・テクノロジーの歴史とその社会的意義について考察し、それらを捉える批評的な視点を紹介します。
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研究テーマ、概要説明
近年は、現代美術と映画の領域を横断する映像作品における時間と空間について研究しています。著書『日本メディアアート史』(アルテスパブリッシング、2014)、共編著書『SEIKO MIKAMI:三上晴子-記録と記憶』(NTT出版、2019)、論文「光と音を放つ展示空間-現代美術と映像メディア」(2019)、共訳書『Paik-Abe Correspondence』(Nam June Paik Art Center, 2018)など。
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ひとこと
「正直な絶望が希望のはじまり」という詩人の言葉を考えます。
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溝井 裕一教授 Yuichi Mizoi
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教育内容
「動物園の歴史」や「水族館の歴史」をもとに、人間と身近な「他者」である動物との共生について考えます。ほかにはドイツの伝承、ケルト音楽、帆船、ナチス建築、テーマパーク、カフェといったさまざまな話題をとりあげ、その背景にある歴史や思想を紹介していきます。
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研究テーマ、概要説明
【人と動物の関係史】と【西洋文化史】の2つを専門分野にしています。【人と動物の関係史】では、動物園や水族館、あるいは『海底2万マイル』のような物語をもとに、長い歴史における人と動物の共生の問題をとりあげます。【西洋文化史】では、恐竜表象、グリム童話、ドイツの人狼伝承、中世教会彫刻、ナチス建築などに焦点をあて、これらを生み出した世界観・自然観を研究しています。
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ひとこと
異文化の人びとの立場にたってまず考える、これを学んでください。
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森 貴史教授 Takashi Mori
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教育内容
ドイツの文化を考えるドイツ文化論や、ドイツ(ヨーロッパ)と日本の比較文化論、さまざまなサブカルチャーやポップカルチャーを対象にした現代日本の社会や文化について考えます。
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研究テーマ、概要説明
「文化」とは、文学や言語学だけではありません。現代日本のサブカルチャーでいうと、ファッション、マンガ、ライトノベル、映画、動画投稿サイト、同人誌、コンシューマ版ゲーム機、アプリゲーム、コスプレ、2.5次元ミュージカルなどでしょうか。流行のサブカル・コンテンツには、現代の社会や文化の問題が反映されているからこそ、受け入れられて流行しているのです。サブカルチャーであっても、大学の研究のテーマにすることは可能なのです。
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ひとこと
自分のお気に入りの研究対象をみつけましょう。
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青木 敬准教授 Kei Aoki
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教育内容
ポルトガル、アフリカ、ラテンアメリカ、日本など、幅広い地域における社会問題や文化変容の実態を紹介し、文化人類学の視点から共生の問題について考えます。具体的なトピック(レゲェやヒップホップや音楽フェス、セクシャリティやミックスレイス、移民などのマイノリティに関するアイデンティティ問題、黒人差別問題など)を取り上げ、クラス全体で議論、共有することで考察を深めていきます。
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研究テーマ、概要説明
アート(音楽、壁面グラフィックなど)を切り口に、人の出逢いや境界の作り方、ホームや故郷論、多元的社会の創造性について研究しています。
【音楽とアイデンティティの創造】
● 西アフリカの島国、カーボヴェルデ共和国におけるクレオール音楽の変容。
● ポルトガルにおけるアフリカ系移民の故郷と居場所(ホーム)に関する研究。
【境界と越境/接触と混淆】
● ラテンアメリカのニカラグア共和国における領土問題。同国のアーティストの芸術活動の社会的役割とメッセージ性。
● 小笠原諸島の歴史・文化・社会・言語からみられるクレオール性。 -
ひとこと
文化に関する疑問をたくさん持ちましょう。
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桑野 梓准教授 Azusa Kuwano
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教育内容
日本及び東洋美術史を担当。歴史的背景を常に意識しながら、制作経緯や意図、美術史的価値を考えていきます。また、実際にモノを「観る(見る)」力を養います。今に守り伝えられてきたさまざまなモノに触れる機会をつくりつつ、柔軟な視野の獲得を目指します。
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研究テーマ、概要説明
日本美術史の中で、特に仏像彫刻史を専門分野としています。仏像彫刻にみられる異文化受容の様相をテーマに研究しています。近年では、16世紀から17世紀にかけてのキリスト教移入にともなうキリシタン美術についても範囲を広げ、日本美術における異文化受容を考えています。今後は、近世(特に大坂)における美術作品がうみだされる環境や、とりまく人びとに焦点をあてた研究も進めていきたいと思います。
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ひとこと
一緒にたくさんの美術作品に出合い、触れる機会をつくりましょう。
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