関西大学 文学部

専修紹介

日本史・文化遺産学専修

専修の概要

日本史・文化遺産学専修は1949年に開設された史学科を源流とする、長い歴史と伝統をもつ専修です。本専修では、日本の政治・経済・社会・思想・宗教および文化遺産などの多様なテーマを、主として歴史という時間軸に沿って、幅広い視点から総合的に学びます。この専修に進んだ学生は、自由に指導教員と研究テーマを定めて学習をすすめます。
日本史学コースには、古代史・中世史・近世史・近現代史など主に文献史料を扱う分野と、考古学・民俗学など主に出土遺物・遺跡や現代にのこる伝統儀礼・習俗を調査研究する分野が用意されています。文化遺産学コースでは、日本を中心とする文化遺産(世界遺産を含む)をはじめ、地域にのこる有形無形の文化財について学ぶことができます。各地の史跡・博物館・美術館へのフィールドワークや見学会も実施し、学生諸君の多種多様な興味、関心にこたえます。

何が学べるか

各時代の政治史・経済史・社会史・文化史をはじめ、女性史、アジアの文化交流史、近現代における諸外国との関係史など多様な分野を学ぶことができます。歴史を学ぶことによって現代社会の出来事を的確にとらえる力を身につけることができます。また、学芸員・発掘技師・教員などの専門職を目指すこともできます。

卒業論文のテーマ

  • 邪馬台国と高地性集落
  • 高松塚・キトラ古墳の壁画
  • 壬申の乱
  • 天狗の正体
  • 戦国期における海賊と豊臣秀吉の水軍編成
  • 遊郭からみた美人
  • 大和の特産品からみる食の歴史
  • 福沢諭吉の西洋渡航について
  • 大阪闇市の実態-戦後のヤミ-
  • クジラと日本人-鯨食からみる日本人の心-
  • 伝説を通してみる神戸の街