関西大学 文学部

教員紹介

アジア文化専修

アジア文化

  • 吾妻 重二教授 Juji Azuma
    • 教育内容

      アジアの国々の文化はもちろんのこと、相互の接触・交流につき学ぶことを常に意識しています。たとえば茶道は中国起源だが日本に伝わって独自の発達をとげたとか、昔、タイやベトナムにも日本人町があった、というように。

    • 研究テーマ、概要説明

      東アジア(中国、韓国・朝鮮、琉球、ベトナム、日本)の思想史や儀礼、教育を研究しています。儒教や冠婚葬祭儀礼、私塾などです。これらの伝統文化は中国を主な発信地としつつも各国において変容し、独自の発展を遂げて現在に至っています。その展開の姿をたどるのはその国々の歴史や文化を知ることにつながる、おもしろい作業です。また大阪の私塾で関西大学のルーツの一つとなった泊園(はくえん)書院についても調べています。

    • ひとこと

      アジアの国々と対話を進めましょう。

  • 篠原 啓方教授 Hirokata Shinohara
    • 教育内容

      韓国・朝鮮の歴史や社会、文化を題材に、日本人と韓国人、アジア諸国の人々の考え方、常識の違いを知り、相互理解について考えます。学生の発表を題材に議論を交わしながら、卒業論文のテーマを練り上げていきます。

    • 研究テーマ、概要説明

      韓国・朝鮮の古代史が主な研究対象です。特に石や金属に施された文字から、高句麗の国際認識や外交の問題、新羅の土木事業や法の制度、僧侶のネットワークについて考えています。東アジアの石造物の比較も進めています。これらの研究を通じ、東アジアにおける韓国・朝鮮の歴史や文化の個性が何であったのかを明らかにしたいと考えています。

    • ひとこと

      アジアを知れば、生き方の選択肢が広がります。

  • 二階堂 善弘教授 Yoshihiro Nikaido
    • 教育内容

      アジアの文化を広く理解してもらいたいので、さまざまなツールを使って紹介していきます。また日本のなかで誤解されているアジア文化などについても指摘していきたいと考えています。

    • 研究テーマ、概要説明

      アジアの宗教文化、あとは民間信仰を研究しています。日本や中国の仏教・道教なども研究しており、時間があればとにかくアジアの神社仏閣を調査しています。日本ではあまり知られていない神仏の由来や、信仰が衰えてしまった神々の調査も行っています。習慣や文化のうち、宗教に根ざすものは非常に多いです。

    • ひとこと

      アジアを見ていると日本の別の姿が見えてきます。

  • 藤田 高夫教授 Takao Fujita
    • 教育内容

      日本も含めたアジアの諸文化について、古代から現代までさまざまなテーマを扱っています。ちょっとした興味のひっかかりが卒業論文まで育っていく過程に立ち会うことが、大学で教師をしている最大の喜びだと思っています。

    • 研究テーマ、概要説明

      もともとの専門は中国古代史、とくに秦漢時代の軍事行政制度です。近年では、木簡を手がかりに東アジアの古代世界に視野を広げて、その歴史的交渉を考えたいと思っています。また、それと並行して、東アジア諸国が「近代」に直面したときに、伝統的な史学をどのように近代史学に転換させたかという問題を考えています。

    • ひとこと

      「為せば成る」と「成るようにしか成らぬ」は真理の両面。

  • 吉川 和希助教 Kazuki Yoshikawa
    • 教育内容

      講義では、近世から現代を中心とした東・東南アジアの歴史を扱います。演習では、文献を読んで正確に内容を把握すると同時に、評価・批評することを通して、論理的に考える力や自分の考えを表現する力の習得を目指します。

    • 研究テーマ、概要説明

      15~19世紀のベトナムの歴史が専門分野です。最初は主に中国との経済関係を研究していましたが、史料を調べていくうちにベトナム国内の文書制度、社会変容などへと関心が広がっていきました。史料としては、ベトナムの文書館に所蔵される文書史料や、フィールドワークを通じて収集した金石史料や家譜などを使用しています。

    • ひとこと

      視野を広げ、色々なことに興味を持ちましょう

中国言語文化

  • 石﨑 博志教授 Ishizaki Hiroshi
    • 教育内容

      中国語とはどのような言語で、日本語やフランス語、英語とどのように異なるのかを、興味深い言語現象を例に挙げながら教えています。言葉の仕組みを教えながら、正確な情報を得るための力を養います。

    • 研究テーマ、概要説明

      中国語史、琉球語史など言語史の研究に従事していますが、近年は中国語教育に関する研究も行っています。中国語史の研究では明代・清代の中国語がどのような姿だったのかを欧文資料をもとに明らかにしたいと思っています。そして、中国語教育に関しては特に中国語の文章語を読解する力を養うため、近年口語との乖離が大きくなっている文章語の語彙・語法を研究しています。

    • ひとこと

      風景がモノクロからカラーになるような経験ができる。それが研究の醍醐味です。

  • 陶 徳民教授 Tokumin Tou
    • 教育内容

      新聞記事やネット番組を通じて「生きる」中国語を習う。孔子・老子・孫子・韓非子を通じて古代中国の思想に触れる。魯迅・胡適・巴金・莫言を通じて現代中国の文化を読む。懐徳堂と泊園を通じて日本の中国学伝統を学ぶ。

    • 研究テーマ、概要説明

      「近代における中日米間の文化交渉」というテーマで、本学図書館の内藤湖南文庫と増田渉文庫を通じて近代日中、イェール大学図書館のS.W.Williams文庫を通じて近代米中の文化交渉の諸相を探り、その意義を考えている。「岡目八目」、外国人の鋭い視線を参考にすれば中国文化の真相と特質を把握しやすいと思うからである。奴隷解放と民主政治を訴えたリンカーン大統領が日中両国に与えたインパクトも検証している。

    • ひとこと

      若者のパワーは無限大。ぜひ自己形成に存分に発揮してほしい。

  • 長谷部 剛教授 Tsuyoshi Hasebe
    • 教育内容

      中国語で書かれた文学作品を読み、その背後にある中国の伝統的文化について理解を深めることを教育目標にしています。卑近な例を挙げましょう。日本語の「犬」は中国語では「狗」、「豚」は「猪」、「箸」は「筷子」です。日本語は中国の漢字を借りているはずなのに、どうして日中間で一致しないのでしょう?この原因や経緯を調べるだけでも、中国の伝統的文化の重要なポイントを理解したことになります。

    • 研究テーマ、概要説明

      中国古典詩歌の研究を軸としつつ、①杜甫詩の解釈や杜甫詩集の編集の実態を、②隋唐の雅楽・俗楽とそれにのせて歌われる詩歌との関係を、③おもに関西大学図書館所蔵の重要漢籍を、④『聊斎志異』について日本での受容過程を、それぞれ研究。

    • ひとこと

      中国を知ることは日本を知ることです。

  • 池田 智恵准教授 Tomoe Ikeda
    • 教育内容

      近現代に中国語で書かれた文学作品を読み・考えることを通じて、中華圏が体験した近代以降の文化の変化やその文化の特性・歴史的側面への理解を深めることを教育目標としています。

    • 研究テーマ、概要説明

      中国近現代文学の研究をしています。特に探偵小説や武侠小説といった通俗小説が、近代にどのように成立・発展していったのかを、当時の読者がどのように読んでいたのかという受容の側面もあわせて考えています。また今後は、現在の中華圏における若者文化(小説、マンガ、映画、ドラマ等)についても焦点をあてて、中華圏の今を考えていきたいと思っています。

    • ひとこと

      想像力を鍛えることは、より良く生きることです。